2013年08月30日

推理クイズでもどうぞ

さあ、問題です。
用意はよろしいですか。
はい、どうぞーーー!!


【問題】
A,B,C,Dの四人のうち、誰か一人が犯人です。
犯人を含む四人は、完全な嘘か真実の証言をしています。
虚偽の証言者、真実の証言者ともに少なくとも一人はいるが、それぞれ何人かは分かっていません。

さて、四人のうち、誰が犯人でしょうか。
(※虚偽の証言者が犯人とは限りません。)


A「B,Dは真実の証言者で、Cは犯人ではありません。」
B「Dは真実の証言者で、Cは虚偽の証言者です。」
C「Bは犯人ではありません。」
D「Bは真実の証言者で、私は犯人ではありません。」


はい、いつも「ちゃんと自分で考えなさい!」と言っているお父さん、お母さんもね、じっくり考えてみてくださいね(笑)




さて、解説です。

【解説】
「Aが虚偽の証言者」だと仮定します。
 そうすると、Cが犯人になります。
 また、Dが虚偽の証言をしていることになり、Dも犯人ということになります。
 C・Dの2人が犯人ということは、「犯人が1人」という命題に矛盾します。
 つまり、
「Aが虚偽の証言者」であるという仮定が間違っていたのです。
 すなわち、Aは真実の証言者であり、B・Dも真実の証言者で、Cだけが虚偽の証言者です。
 よって、犯人はBとなります。



はい、お疲れ様でした!
こういう問題、考えていくと頭が鍛えられますよね。
あまりムツカシイ顔をしてこんな問題ばかりやっていると、
「頭の固いヤツやなー」
と言われる恐れもありますが(笑)、
楽しみながらやる分には大いに結構なことだと思います。

そう、これは高校数学で習う「背理法」の考えを使っているのですね。

@「〜〜〜〜と仮定する」
A「あれ、そうすると何かおかしいぞ!?」
B「ということは、〜〜〜〜っていう仮定が違うんだ!」

この流れです。


そういえば、麻布中学の入試で
「ドラえもんが生物として認められません。なぜですか?」
という出題がありました。

これも、
@もしドラえもんが生物だとしたら・・・
A成長したり、子どもを産んだりするはずだけど、そうじゃないよね!?
Bということは、ドラえもんは生物じゃないってことだ!

こんな流れで説明できればOKなワケです。
(答えはあくまで一例ですが。)


確かに論理は、全く何の役に立たないこともあります。
しかし、論理的な考えを持つことは、ときに役に立つこともあります。

ムツカシイ顔せずに、笑顔で色んな問題にチャレンジしたいものです。


さ、新学期開始!
まだまだ頑張って参りましょう!!

西野でした。
posted by 東セミ四谷 at 20:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月10日

充実の夏

甲子園の季節です。
毎日家へ帰ってから高校野球の結果を食い入るように見ている西野です。

今年は毎日松任校で過ごしております。
金沢校の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
四谷クラスのみんな、ちゃんと頑張ってる?

明日からしばらく、お盆休みに入りますが、しっかり充電して後半戦に臨みましょうね!
9月に再会できるのを楽しみにしております!

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posted by 東セミ四谷 at 17:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする