毎週火曜日は、4・5年生の算数を教えています。
算数だけでは、4年生は週に1回、80分。
5年生は週に2回、合計160分。
四谷のカリキュラムだと、家での宿題もたーくさん。
これを続けることが大事です。
今まで色んな生徒を見てきましたが、この「続ける」ことができる生徒は必ず伸びます。
単純な計算・単純な漢字練習・単純なテストの解き直し、どんな単純なことであっても、愚直に「続ける」ことで単純ではない境地までたどり着きます。
どの世界にも、一流と呼ばれる人がいます。
彼らには、絶対的な共通項があります。
それが、スポーツであっても、芸術であっても、学問であっても。
その共通項の一つが、「基本がしっかりしていること」です。
私は、一流には程遠いですが、趣味でバスケをしています。
週に1度、2時間。
程よく汗をかく程度ですが、続けています。
バスケは長く続けてきましたから、だいたい誰がどのくらい上手いかは練習を見ていれば分かります。
最も分かりやすいのは、「ドリブルのつきかた」「シュートのフォーム」「ストレッチの仕方」あたりでしょうか。
前2つはいわゆる「能力」のところ。最後は「自己管理」といったところでしょうか。
上手い人は自己管理もしっかりしています。
上手い人は、体調管理はもちろん、道具(シューズやボールなど)も大事にしています。
まぁ中には自己管理がほとんどなってなくても、ハチャメチャに上手い人もいるのでしょうが・・・。
勉強の面白いところは、「能力」をあげるためのほとんどが、「自己管理」である、ということです。
自己管理なくして、勉強の能力は上がりません。
塾の先生もそこそこ長く続けていますので、だいたい誰がどのくらい点数を取るのかも、ある程度は分かります。
今この瞬間にそれが問われるのならば、「処理力」「表現力」といった能力が、結果を左右する最大のファクターでしょう。
しかし、3年後の彼らがどのくらい点数が取れるのか。
これには「自己管理」の力が問われます。
単純な話です。
「宿題のやり方」「間違えた問題の対処の仕方」「授業の受け方」「ノートの取り方」、そういったところが大事です。
もちろん、勉強道具を大事にする、ということもそのうちの1つです。
私は、バスケと塾くらいしかコツコツ続けてきたものはありませんが、続けてきて初めて見えてきた景色があります。
「継続は力なり」
昔の人はよく言ったものだと思います。
私の場合は、良いときも悪いときも、続けてきたのは「好き」というただ1つの理由でした。
小学生の彼らの10年後、20年後にどんな成長を遂げて欲しいか。
そう考えると、やはり今の能力で左右される点数だけを見て指導するわけにはいきません。
現状に甘んじることなく、現状に悲観しすぎることなく、努力を続けること。
これが大事。
やはり、続けるには「楽しみ」が必要だと思うのです。
ワクワクしながら勉強してください。
続けてください。
きっと、今よりももっと大きな「楽しみ」が何度となく訪れますから。
もっと今の勉強が、好きになるといいな。
さ、来週も楽しみだ^^v
点数「も」大事。
西野でした。