夜遅い仕事をしている我々にとっては、何ともありがたい気持ちでいっぱいです。
最近は自炊をサボりがちな、恩知らずな西野です(笑)
先日、仕事あがりにそのスーパーに買い物に行きました。
「レトルトでいいや、今日は・・・」
と、疲れを隠せずにいる自分の耳に、元気な声が響きわたりました。
「えーーー!まだこんなに・・・。これ、僕だけで運ぶんですか!?」
お米の袋の束を抱えながら、若いお兄さんが頑張っています。
「今日男の子〜〜くんしかいないから、よろしくね!!」
隣のおばさまたちが明るく声をかけていました。
「分かりました!やります!!」
なんと爽やかな青年でしょうか、見ているこっちまで元気になってきました。
宿題を課すときの生徒の様子と似ています。
みんなね、たいがいこう言うんですよ。
「えーー、多いーーー、無理やしーーー、ひどいーーー、鬼ーーー!!」
って。
残念!先生達はこんなこと言われ慣れていますから、宿題の量が減ることはありません。
ただ、お互いに気分が悪くなるだけです(笑)
しかし、ちゃんとこんな子もいるんです。
「分かりました、やります!」
ごくごくまれに、こんな子もいるんです。
「宿題の他に、〜〜もやってきます!」
そりゃ、差がついて当然ですよね。
単純な点数が取れる・取れないの差ではなく、心の差・姿勢の差、です。
以前、野々市南校の北村先生が書いてくれたブログです。
『返事は0.2秒で「はい!」』
http://tohsemipersonal.seesaa.net/article/275517276.html
簡単に言いますけど、これって大人でも難しいんですよね。
私も、
「西野先生、これやっといてもらえるーー?」
と仕事を頼まれたとき、
「えー、こんなにあったら期限まで終わらなくない!?」
「また俺がやんの!?」
「いやだーーーー、やりたくないーーーー!」
など、「やりたくない音頭」が頭をかけめぐるわけです、正直なところ(笑)
その間、0.2秒。
出すべき答えは
「はい、やります!」
どうもね、やらない人は、やる人のことを「損している人」に見えちゃうようです。
宿題をやらない生徒は、ちゃんと宿題以上のことをやっている生徒を見て
「うわー、あんなに勉強せんなんのやー、可愛そう・・・。」
本当は、やらない子の方が可愛そうなのに、当の本人は気付けないんです。
だから、大人がちゃんと教えてあげなきゃ。
そんで、背中を見せなきゃ。
そう思うわけです。
「辛い辛い」とわめいているだけの人間なんて、一生幸せにはなれませんわな。
辛い中にも、ちゃんと可能性を見出して一生懸命に頑張る。そんな強さを育んで欲しいものです。
だから、四谷クラスは宿題を減らすことはしませんね。
大変やと思うよ、毎週毎週。
それでも頑張ってやってくる彼ら、本当にかっこいいよ。
家でサポートしてくださっているご家族の皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。
ちゃんと宿題をやってくるのは分かってるから、つべこべ言わずに「はい、やります!」で行こうな!
0.2秒か・・・。
大人の私もやらなイケンなー・・・。
「はい、やります!」
西野でした。