社会が得意な、色黒の男でした。
私、西野の中学・高校の同級生であり、よきライバルでもありました。
中学3年生の頃、柴田とは同じ塾に通っていました。
2人とも同じ志望校、あのときは我ながらよく頑張っていました。
2人にとって、志望校の「合格」はさほど高いハードルではなく、「合格」を目指すだけではやる気をキープするのは難しい状態でした。
2人にとっては、たいして仲のよいわけではない連中の
「どうせお前らは受かるやろーしな。もう勉強せんでいいがいや、いいなーお前らは。」
という言葉は、あまり嬉しいものではありませんでした。
そう言われても、どんな顔をしてよいのか分かりませんでした。
当の本人達の勉強する理由は、「志望校合格」ではありませんでした。
周りの連中に勉強する理由を決め付けられているような気がして、なんとも言えない気持ちでいました。
2人とも、よく勉強しました。
つまらない理由だったかもしれませんが、2人の勉強する理由は
「柴田になんか負けてたまるか」
と
「西野になんか負けてたまるか」
でした。
柴田は社会がよくできました。
社会では、西野は1度も柴田に勝てませんでした。
西野は数学がよくできました。
数学では、柴田は1度も西野に勝てませんでした。
2人はとても仲がよかったですが、2人で交わす言葉は少ないものでした。
ただそこにいて、ただ各々が勉強に励んでいる、そんな空間が心地よいものでした。
いい友人に出会えたと思います。
あのとき一生懸命に勉強に打ち込めたのは、間違いなく彼のおかげです。
時を経て、一方は数学の教師になり、一方は弁護士になりました。
今はどこで何をしているのかお互いよく知りませんが、きっとそれぞれが新しいライバルと出会い、切磋琢磨していることでしょう。
いつかどこかで、再会する日もあるでしょう。
うまい酒でも交わしながら、少しだけ「あの頃」の思い出に浸り、たくさん「これから」のみらいを語らいたいものです。
東セミで頑張る生徒たちもまた、そんな素晴らしい仲間・ライバルに出会って欲しいと思っています。
決して馴れ合うことのない、本当の仲間・ライバルに、です。
週テスト後、webにアップされた算数の問題にチャレンジするMくんとYくん。
学年は違えど、よい仲間です。
おまけ。
校舎での仕事を終え、本部にて作業する山田先生・吉長先生・北浦先生のスリーショット。
こちらもよい仲間です。
さ、来週も頑張るぞー。
仲間と一緒に、笑顔で皆の頑張りを応援しています!!
頑張ろう、東セミ生!
西野でした。
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